主日説教(日本語)

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約束通りに来るメシア(ダニエル9:24−27)
고요한 2025-12-13 추천 0 댓글 0 조회 2

20251214日曜日本語礼拝

 

聖書:ダニエル9:24−27

題目:約束通りに来るメシア

賛美:21、125、126

説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会

“あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週が定められています。これはとがを終らせ、罪に終りを告げ、不義をあがない、永遠の義をもたらし、幻と預言者を封じ、いと聖なる者に油を注ぐためです。 それゆえ、エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシヤなるひとりの君が来るまで、七週と六十二週あることを知り、かつ悟りなさい。その間に、しかも不安な時代に、エルサレムは広場と街路とをもって、建て直されるでしょう。 その六十二週の後にメシヤは断たれるでしょう。ただし自分のためにではありません。またきたるべき君の民は、町と聖所とを滅ぼすでしょう。その終りは洪水のように臨むでしょう。そしてその終りまで戦争が続き、荒廃は定められています。 彼は一週の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。また荒す者が憎むべき者の翼に乗って来るでしょう。こうしてついにその定まった終りが、その荒す者の上に注がれるのです」。”

‭‭ダニエル書‬ ‭9‬:‭24‬-‭27‬ 口語訳‬

1。約束を守る父

①ある村にいるとても誠実な大工の親子がいた。

 ❶父は長い間子供を可愛がっていた。

 ❷子は大きくなって、夢を追って村を離れようとした。

 ❸しかし不安で迷っていた。

②出発の前日、父は子供に言った。

 ❶「お前が帰る頃までに家を立てておくよ。いつでも、お前の帰る場所があるように。」

 ❷子はその言葉に励まされ、安心して旅に出た。

 ❸父の約束は、子の心を支える希望となった。子は父に手紙を書き続けた。

③ある日、子からの手紙が途絶えた。

 ❶季節が変わっても連絡がない日々が続いた。

 ❷それでも父は約束した家を少しずつ建て続けた。

 ❸周りに諦めるよう言われても、父は「約束したから。必ず帰ってくる。」と信じた。

④家の完成が近づいた時、村で災害が起こった。

 ❶父「今すぐ完成させることはできない。でも、子が戻る時まで守らなければ。」

 ❷父は工事を中断し、家を覆って、帰って来る日を待つことにした。

 ❸子が戻るその日まで、約束を破らず、計画を止めて待ち続けた。

2。本文解説

①神様の約束(ガブリエルからダニエルに)

 ❶とがを終わらせ=私たちの背きの罪を終わらせる。

 ❷罪に終わりを告げ=罪に対する裁きの問題を完全に解決する。

 ❸不義を贖い=私たちの不義を代わりに償う。

 ❹永遠の義をもたらし=神の国に入るための完全な義が与えられる。

 ❺幻と預言者を封じ=神の約束を成就する。

 ❻いと聖なる者に油を注ぐ=メシアによる完成。

 →メシアの誕生、十字架、そして復活を意味する。

②神の計画:メシアの登場

 ❶完全な救いまで70週=70×7日=490日 → つまり490年で神の計画が完成。

  ※象徴的な1日を1年と考える(エゼキエル4:6)。

 ❷エルサレムを建て直せという命令からメシアが来るまで69週=483年(ユダヤ暦)

  ※ユダヤ暦1年=360日から西暦換算で約476年後

 ❸エルサレム再建命令の時期

  ⑴有力説:アルタシャスタ王がネヘミヤに命じたのが紀元前445年3−4月ごろ

  ⑵紀元前445年 + 476年 ≒ AD31年3−4月ごろ

  ⑶イエスのエルサレム入城はAD30またはAD33年でほぼ一致

③神の計画:メシアが断たれる

 ❶十字架で命を捨てられる預言

 ❷町と聖所の滅び=AD70のエルサレム崩壊

 ❸その終わりは洪水のように象徴される

④最後の1週間

 ❶契約を固く結ぶ=新しい契約の成立

 ❷週の半ばに犠牲と供物を廃する=イエスの十字架で生贄は不要に

 ❸荒らす者=反乱勢力の象徴(歴史的にはローマ、終末的には反キリスト)

⑤イエスによる先延ばし

 ❶「主の御名によって来る者に祝福あれと言う時までは、今後再び、

  私に会うことはない」(マタイ23:39)

 ❷イエスはダニエル書の最後の7年を将来のこととして語る(マタイ24:15)

 ❸イザヤ61:1-2の「恵みの年」を宣言し、「復讐の日」は読まなかった(ルカ4:17−20)

 →約束通り483年後にメシアが来たが、イスラエルが拒絶したため最後の7年は未完成

⑥何のために?

 ❶全ての人々に平等に救いと平安の贈り物をするために。

 ❷「主の御霊が宿る者として、貧しい人に福音を宣べ伝え、囚人を解放し、

  盲人の目を開き、打ちひしがれた者に自由を与える」(ルカ4:17-20)

 ❸初臨は恵の時代、再臨は裁きの時代、現在はその間の待っている時代

3。適用

メシアは約束された神様からの贈り物である

 ❶メシアの預言を500年近く前からダニエルに伝えていた。

 ❷メシアは突然現れた怪しい人物ではなく、計画された時に来られる。

 ❸イエスは実際に来られたので、再び来る日も必ずくる。

メシアは私たちの罪を終わらせるために来られる

 ❶490年で救いを完成させる予定だったが、イスラエルの拒絶により一時中断された。

 ❷しかしこの中断も神様の計画の一部だった。

 ❸そしてその中断は、全ての人々を救うための神の憐れみと恵みである。

神様の計画は必ず完成し、私たちもその中にいる。

 ❶70ピースパズルの最後の1ピースは、全てのユダヤ人がメシアを受け入れる時

  ⑴私たちも偶然ではなく、神様の計画の中で今を生きている。

 ❷パウロ「一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全て救われるまでの

  ことであり、イスラエルは全て救われる」(ローマ11:25-26)

  ⑴悔い改めて救われるために神様が今も、私たちに働かれている。

 ❸その後、最後の7年は必ずやってくる

  ⑴私たちの人生も神の計画の中で必ず完成される

4。まとめ

①神は正確に計画され、贈り物としてのメシアを約束通りにくださった。

②メシアは私たちの罪を終わらせ、救いと平安を与えるために待っている。

③神の計画は今も進行中で、メシアは必ずその定めた時に再び来られる 

→私たちは、メシアによって準備された救いと平安を受け取り、神の約束の成就を信じて喜びながら生きていきましょう。 

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