20220129土曜祈祷会
聖書:創世記 2:18–25
題目:結婚とは何か?
賛美:270番
説教:高曜翰 伝道師
場所:大阪中央教会
1.結婚は神様が人間に与えられたもの
アメリカでは結婚前に、教会で約2か月間の勉強会を受けることがあります。
それほど「結婚は神様が定められた大切な制度」であるということです。
聖書は、人間が動物とは異なる存在であると教えています。
その違いは主に3つあります。
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Human being(人間)
土から造られた存在であり、神によって命を吹き込まれた者。 -
Spiritual being(霊的存在)
霊を持ち、神と交わることができる者。 -
Relational being(関係を持つ存在)
神と人、人と人が関係を結ぶように造られた者。
結婚は、この「人間らしさ」の中心部分に関わる神の賜物です。
2.結婚が与えられた理由
結婚は、神様と人間との関係を知るため に与えられました。
旧約聖書では「夫と妻」、
新約聖書では「花婿であるキリストと花嫁である教会」
という関係を通して、神と人との愛が示されています。
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妻は夫に従い
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夫は妻のために命を懸ける
この関係は、神と人の関係を表す“影”であり、“型”です。
3.結婚から学ぶべきこと
神様と人の関係は、母と子がへその緒でつながっているようなものです。
まず神様と深い関係を築くことによって、夫婦関係も健全に保たれます。
男女の関係を「趣味の一致」などの世間的な基準だけで築こうとすると、長く続きません。
まずそれぞれが神様との関係をしっかり持つことが必要です。
神様との関係が断たれた夫婦は、時間とともに関係も壊れやすくなります。
結婚生活の中心に神様が必要なのです。
4.性格診断の大切さ
夫婦喧嘩の多くは、互いの性格の違いと弱さが原因で起こります。
性格は2つの要素から成り立っています。
● Personality(パーソナリティ:先天的)
親からの遺伝的要素で、生まれつき備わっている部分。
例:内向的/外交的、大胆、明るい、穏やか、情熱的、怒りっぽい、慎重、集中力がある等
● Characteristics(キャラクター:後天的)
環境の影響で身についた性質。
例:謙遜、忍耐強さ、正直さ、柔軟性、野心など
夫婦はまず自分の性格を知り、相手の性格も理解する必要があります。
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似ている部分、一致する部分は「共に改善していく」
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生まれつき変えにくい部分は「共に祈り、支え合う」
これが健全な夫婦関係を築く大切な土台となります。
5.結論
まとめると、結婚とは次のようなものです。
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結婚は神様が定められた制度であり、人間が勝手に作ったものではない。
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結婚は神様と人の関係を学ぶ場所である。
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神様の助けなしに結婚を長く健全に保つことは難しい。
だからこそ、家庭の中心に神を置き、祈りをもって結婚生活を歩むことが必要です。


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