20250308土曜祈祷会
聖書:士師記16:28-31
題目:サムソン―神様との関係を取り戻した時
説教:高曜翰 副牧師
場所:大阪中央教会
1.サムソンについて
(1)サムソンの出生
イスラエルはペリシテ人の支配の下で40年間苦しんでいました。
ダン族のマノアのもとに天使が現れ、「子どもをナジル人として育てなさい。ペリシテ人の手からイスラエルを救うでしょう」と告げました。
サムソンはイスラエルを20年間裁く者となりました。
ナジル人とは、特別に神様に献身した聖別された人を意味します。
ナジル人の規定には次のようなものがありました。
① 葡萄酒や強い酒を飲まないこと
② 死体に触れないこと(今回は特に指摘されていません)
③ 髪に剃刀を当てないこと
④ 律法で定められた汚れた食物を食べないこと
(2)聖霊の感動を受けた粗暴なサムソン
サムソンは粗暴な性格でしたが、聖霊の感動を受ける人物でもありました。
マハネ・ダンというダン族の軍事訓練場で、初めて聖霊の感動を受けました(士師記13:25)。
ペリシテ人の女性と結婚したいと申し出ましたが、両親はそれが主から出たものであることを理解していませんでした(士師記14:4)。
道中で若い獅子に襲われましたが、主の霊が激しく臨み、素手で獅子を引き裂きました(士師記14:6)。
結婚式の賭け事の中で、妻が答えを教えたため、サムソンは怒り、別の町に行って30人を殺し、晴れ着を奪って与えました(士師記14:19)。
その後、怒って父の家に帰りましたが、妻は別の男性の妻となりました。
(3)報復が連鎖したサムソンの人生
サムソンの人生は報復の連鎖に満ちていました。
妹を与えると言われましたが、怒りによってペリシテ人の畑を狐と松明で焼きました。
その報復として妻と父の家が焼かれました。
さらにサムソンは報復としてペリシテ人を多数殺しました。
ペリシテ人はその報復としてユダを攻撃しました。
イスラエルは同意のもとでサムソンをペリシテ人に引き渡しました。
このとき主の霊が激しく臨み、ロバのあご骨で1000人を打ち殺しました(士師記15:14)。
また喉が渇いて死にそうになったとき、神様は水を与え、飲むと霊が回復して元気になりました(士師記15:19)。
(4)サムソンの失敗と最後
サムソンはペリシテ人の遊女デリラを愛しました。
自分の弱点を四回目で明かしてしまい、髪を剃られてペリシテ人に捕らえられました。
両目をえぐられ、ガザに連れて行かれ、牢に入れられました。
ダゴン神に犠牲を捧げる日に見せ物として呼び出されました。
サムソンは祈りました。
「主なる神よ、私を覚えてください。もう一度強くしてください。敵に報復させてください。私はペリシテ人と共に死にます。」
その結果、3000人近くを倒し、生きていたとき以上の人数を倒しました。
2.適用
(1)主の霊が激しく臨んだ人
サムソンは粗暴で、ナジル人としての誓いも守らない人物でした。
異邦人と結婚し、遊女を愛するという問題もありました。
しかし神様は、サムソンの個人的な状況さえも用いて働かれました。
(2)サムソンの役割
サムソンの使命はペリシテ人に打撃を与えることでした。
どれほど非道な行動があっても、神様はサムソンの力を完全には取り上げませんでした。
しかし女性との関係を神様との関係より優先したとき、力を失いました。
そして最後に、神様との関係を回復したとき、力は再び戻りました。
(3)神様との関係が第一であることが重要です
私たちが失敗しても、神様は私たちを通して働かれます。
しかし神様との関係が断たれるなら、すべてを失う危険があります。
与えられた力によって高慢にならないよう注意しなければなりません。
3.まとめ
① サムソンは問題のある人物でしたが、主の霊によって力を得ました。
② 神様との関係が切れたとき、サムソンは力を失いました。
③ サムソンの物語は、神様との関係を第一にすることの重要性を教えています。
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