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買い戻す神(ホセア3:1–5)
고요한 2026-04-13 추천 0 댓글 0 조회 4

 

20251217水曜礼拝

聖書:ホセア3:1–5
題目:買い戻す神
賛美:112、104
説教:高曜翰 牧師

場所:大阪中央教会


聖書本文(ホセア書 3章1–5節)

主はわたしに言われた。「あなたは再び行って、イスラエルの人々が他の神々に転じて、干ぶどうの菓子を愛するにもかかわらず、主がこれを愛せられるように、姦夫に愛せられる女、姦淫を行う女を愛せよ」と。

そこでわたしは銀十五シケルと大麦一ホメル半とをもって彼女を買い取った。

わたしは彼女に言った。「あなたは長くわたしの所にとどまって、淫行をなさず、また他の人のものとなってはならない。わたしもまた、あなたにそうしよう」と。

イスラエルの子らは多くの日の間、王なく、君なく、犠牲なく、柱なく、エポデおよびテラピムもなく過ごす。

そしてその後イスラエルの子らは帰って来て、その神、主と、その王ダビデとをたずね求め、終りの日におののいて、主とその恵みに向かって来る。


1.買い戻し

(1)買い戻しの難しさ(実例)

昔働いていた時のお客さんの話です。

一度辞めた社員が戻ってきて、泣きついて再び採用してほしいと願いました。社長は、一度裏切った社員をかわいそうに思い、人々の反対を押し切って再び採用しました。

最初、その社員は感謝していましたが、時間が経つにつれて不満を言い出しました。そして社長に注意されると気分を害し、再び会社を辞めてしまいました。

ただでさえショックだったうえに、他の従業員からも指摘を受け、社長は深く落ち込みました。

このように、買い戻しというのは決して簡単なことではありません。


(2)イエス・キリストが来られた理由

イエス・キリストは、偶像と浮気関係にある私たちを買い戻すために来られました。

浮気関係がうまくいかないのは、土台が信頼ではなく感情にあるためです。やがて互いに利用し合う関係となり、最終的には罪の代償を払うことになります。

それでもなお、大きな犠牲を払ってまで買い戻そうとされるほど、神は私たちを愛しておられます。

今日の本文は、そのイエス・キリストの姿を示す雛形です。


2.本文解説

(1)裏切られた後の再挑戦(1節)

「もう一度行って愛しなさい」と神は命じられました。

イスラエルの人々は他の神々に転じ、偶像崇拝に陥っていました。「干しぶどうの菓子を愛する」とは、バアル崇拝の象徴です。また「姦夫に愛せられる女、姦淫を行う女」とは、浮気相手との関係を良いものだと錯覚している妻の姿です。

しかし神は、「主が愛せられるように」愛しなさいと言われます。これは、ときめきや感情による愛ではなく、また見返りを求める愛でもありません。

契約に基づく、意志としての愛であり、相手の状態に左右されない愛です。良くなったから愛するのではなく、愛することによって立ち返らせる愛です。


(2)買い戻し(2節)

ホセアは銀十五シケルと大麦一ホメル半で彼女を買い戻しました。

大麦一ホメル半(約200kg)は銀貨約15枚分に相当し、合計すると約銀貨30枚、すなわち奴隷一人の値段になります。

買い戻しとは贖いであり、無料ではなく代価が必要です。盗み出すのではなく、正当な代価を払うということは、痛みを伴う覚悟のある愛を意味しています。

ではなぜ大麦なのでしょうか。それは銀30枚をすべて用意できなかったためです。本来、主食は小麦ですが、大麦は貧しさの象徴です。

つまり理想的な形ではなくとも、今あるもので、生活を削ってでも全力で愛するという意味が込められています。


(3)訓練期間(3節)

ホセアは「多くの日の間、私と過ごしなさい」と語りました。

これはすぐに夫婦関係を回復するという意味ではなく、適度な距離を保ちながら関係を回復していこうという意味です。

罪をなかったことにはできません。しかし放置もしないのです。

また「姦淫せず、他の人のものになってはならない」と語られていますが、これは罰ではなく、悔い改めのための時間、回復のための治療期間です。

この期間に、罪から離れ、感情的な状態から秩序ある状態へと整えられていきます。重要なのは、すぐに戻ることではなく、正しく戻ることです。

さらに「私もまたあなたにそうしよう」と語られています。これは、ホセア自身も節度をもって回復の時を待つという意味です。

神はプロセスを大切にされます。すぐに抱きしめたいほど愛していても、罪をうやむやにせず、回復の過程を待たれるのです。


(4)預言(4節)

ここで話は夫婦のレベルから国家のレベルへと広がります。

「王なく、君なく、犠牲なく」というのは、政治的混乱と礼拝の断絶を意味しています。頼っていた良いものが失われた状態です。

さらに「柱なく、エポデおよびテラピムもなく過ごす」とあります。これは異教の偶像も、北王国の偶像も、家庭の偶像もなくなることを意味しています。

つまり、頼っていた悪いものも取り除かれ、何にも頼れない「真空状態」となります。この状態は、神だけを求めるようになるための準備期間です。


(5)立ち返り(5節)

その後、イスラエルの民は帰って来て、主とその王ダビデを求めるようになります。

ここでの「ダビデ」はメシア、すなわちイエス・キリストを指しています。かつてダビデの王統を拒んだ北王国が、再びその子孫を求めるようになるのです。

また「終わりの日におののいて」とありますが、これは恐怖ではなく、恵みによる回復に対する感動を意味しています。

そして「主とその恵みに向かって来る」とは、神の買い戻しを受け入れることを意味しています。そのような人には、罪ではなく恵みに震える日が来るのです。


3.適用

(1)神は時間をかけて正しく回復させる方

神は私たちを代価を払って取り戻し、時間をかけて癒し、正しく回復させる方です。

私たちは物事を0か100で考えがちです。失敗した関係を「すぐ元に戻す」か「完全に切り捨てる」かの二択にしてしまいます。

しかしそれでは、相手の心の痛みや自分自身の成長の必要を見落としてしまう危険があります。関係の回復に必要なのは、感情の勢いではなく神の知恵です。

神は関係をなかったことにはしませんが、終わらせることもしません。時間をかけて、傷ついた部分を整え、ゆがんだ思いを正していかれます。

それは「正しく愛せる心」をもう一度形づくるためです。罪をうやむやにするのではなく、しかし罪だけを見て拒絶することもしません。

また神は、すぐに抱きしめたいほど私たちを愛しておられますが、あえてそうされない時があります。

それは愛していないからではなく、私たちが本当に変えられるために必要な時間を待っておられるからです。「早く戻すこと」よりも「正しく戻ること」を重視されるのです。


(2)神の愛を知り、忍耐を求める

だからこそ私たちは、神の愛を知り、忍耐を求めて祈る必要があります。

まず、相手を少しずつ知っていくことが大切です。自分では良くしたつもりでも相手にはそう伝わらないことがありますし、努力したつもりでも理解されないこともあります。

そのような時でも諦めず、相手を知り続けることが重要です。

また、忍耐力を身につける必要があります。神が私たちに求めておられるのは、高い能力や大きな結果ではなく、神のタイミングを待つ忍耐です。

神が私たちにしてくださったように、私たちも0か100で判断するのではなく、待つことを学ぶべきです。

イエスはそのために馬小屋に生まれ、十字架の上で死なれました。私たちが悔い改める前から愛してくださり、今もなお悔い改める者を待っておられます。

たとえ今、神の愛を感じられないとしても、それは「真空状態」であるだけで、愛されていないわけではありません。


4.まとめ

神は、代価を払って私たちを取り戻し、時間をかけて正しく回復させてくださるお方です。

たとえ今、神の愛が感じられないとしても、関係が切れているわけではありません。

だからこそ私たちも、0か100ではなく、忍耐をもって関係を築き直していく者となりましょう。​ 

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