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神の国を伝えよう(使徒28:30-31)
고요한 2026-04-16 추천 0 댓글 0 조회 3

 

20251218早天祈祷会

聖書:使徒28:30-31
題目:神の国を伝えよう
賛美:499、505
説教:高曜翰 牧師
場所:大阪中央教会


聖書本文

「パウロは、自分の借りた家に満二年のあいだ住んで、たずねて来る人々をみな迎え入れ、はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた。」(使徒28:30–31)


1.本文解説

(1)満二年の間、すべての人を迎え入れたパウロ

パウロは満二年の間、自費で借りた家に住みながら、訪ねて来る人々をすべて迎え入れていました。

まず「満二年」という期間についてですが、ローマでは裁判のための勾留期間が二年間とされていました。この期間中に、ユダヤ人指導者たちがローマに来て証言する必要がありました。しかし聖書には詳細は記されていないものの、実際には彼らは来ず、その結果パウロは無罪となり釈放されたと考えられます。

次に、パウロは自費で生活していました。当時の囚人は、自分の生活費を自分で負担するのが一般的でした。もし支払うことができなければ、食事も与えられず、飢えてしまうこともありました。なお、看守の費用のみが国によって負担されていました。

また、パウロは訪問者をすべて迎え入れていました。彼は看守の監視下にあり自由に外出することはできませんでしたが、面会は自由に許されていました。ローマ市民権を持っていたため牢獄に入れられることはなく、さらに危険人物とも見なされなかったため、このようなある程度の自由が与えられていたのです。


(2)大胆に、妨げられることなく福音を語った

パウロは「はばからず、妨げられることもなく」神の国を伝え、主イエス・キリストを教え続けました。

ここで「はばからず、妨げられることなく」とは、大胆に、完全な自由をもって、恐れることなく語る姿を意味しています。外面的には拘束されていましたが、彼の心は完全に自由でした。そしてこの姿は、「宣教は決して妨げられない」という重要な真理を私たちに教えています。

さらに、パウロは「神の国」を伝えました。使徒の働きは、冒頭の1章3節と最後の28章31節の両方で「神の国」が語られており、この書全体が神の国を伝える物語であることが示されています。イエスが弟子たちに伝えた神の国が、やがてパウロへと引き継がれ、そして多くの人々へと広がっていったのです。

また、パウロは主イエス・キリストを教え続けました。「主(キュリオス)」とは、本来ローマ皇帝を指す言葉でもありましたが、パウロは「真の主はカエサルではなくイエスである」と宣言したのです。さらに「キリスト」とは、イエスが旧約聖書で預言されていたメシアであることを意味します。ローマ帝国の中心において、このような告白をすることは非常に大胆な行為でした。


(3)その後のパウロ

パウロはその後、釈放され、さらに宣教の働きを続けたと考えられています。彼はスペインにまで行って福音を伝えた可能性があります。しかしその後再び逮捕され、二度目のローマ監禁の中で殉教しました。これはネロ皇帝による大迫害(AD64年頃)の影響によるものです。

このような理解の根拠として、テモテへの手紙第一・第二、テトスへの手紙が挙げられます。これらの書簡は、使徒の働き28章の状況とは異なる、釈放後の活動を前提として書かれていると考えられます。

さらに、初代教父クレメンスは「パウロは西方の果てまで行った」と証言しており、歴史家エウセビオも同様の記録を残しています。

最期については、AD67年頃、ローマのオスティア街道沿いで斬首刑に処せられたと伝えられています。パウロはローマ市民であったため十字架刑ではなく斬首刑となりました。一方、ペテロはローマ市民ではなかったため、AD64年頃に十字架刑で殉教したとされています。


2.適用

(1)大胆に、恐れず伝えよう

パウロは監禁という状況の中にあっても、恐れることなく大胆に神の国と主イエス・キリストを語り続けました。私たちもまた、生活の制約や周囲の圧力に縛られるのではなく、信仰を実践する勇気を持つべきです。

たとえ恐れや不安があったとしても、心の自由は神が与えてくださることを信じましょう。


(2)人を迎え入れる者となろう

パウロは、自費で生活するという厳しい状況の中でも、訪ねて来る人々をすべて受け入れました。私たちも、助けを求める人や悩みを抱える人に対して、寛容で親切な態度を持つ必要があります。

時間や資源が限られていたとしても、愛と奉仕を優先する生き方が求められています。


(3)神の計画と忍耐を信じよう

パウロの歩みは、すぐに結果が見えるものではありませんでした。しかし、その忍耐と忠実さは、後の宣教へとつながっていきました。

私たちも目の前の困難だけで判断するのではなく、神の計画を信じて忍耐することが大切です。神は私たちの勇気ある行動を用いて、周囲や世界に祝福をもたらしてくださいます。


3.まとめ

パウロは、どのような状況にあっても恐れず大胆に神の国と主イエス・キリストを教え続けました。

私たちもまた、困難や制約に負けることなく、人を迎え入れ、愛をもって仕えていきましょう。

そして、神は私たちの忍耐と忠実を用いて、ご自身の計画と祝福を確かに成し遂げてくださるのです。​ 

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