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自分流の信仰と偶像の罠(士師記17:1-13)
고요한 2025-12-03 추천 0 댓글 0 조회 5

20211119早天祈祷会


聖書:士師記17:1-13 

題目:自分流の信仰と偶像の罠

説教:高曜翰 伝道師

場所:Jesus Love Church


説教本文

 士師記17章では、神の民イスラエルがカナン人のように変わり、霊的に堕落していく様子が描かれています。これは、カナン人を完全に征服できなかったことの結果でもあります。現代で言えば、世俗的なクリスチャンに陥る危険を示しています。

 まず、ミカの母の行動です(1~4節)。彼女は銀1100シェケルを取り、ミカを神が祝福するようにと語りました。本来なら、盗んだミカをしかるべきですが、母もミカも自らの罪を悔い改めたわけではなく、呪いが怖いから返したに過ぎません。盗まれたことに対して呪うのも、呪いを信じて怖がるのも良くないことです。

 次に、人々が自分の目に正しいことを行った例として、母は刻んだ像と鋳た像を作り、ミカはエポデとテラピムを作りました(5~6節)。これは明らかに神の戒めに反する行為です。しかも、200シェケルという巨額を費やしているのです。これはアロンと同じように、神の宮や祭司職を自分の手で作ろうとする傾向であり、神様だけに頼るのではなく、自分の力で信仰を形作ろうとする態度です。テラピムは家族神の偶像で、財産や相続権に関わるものであり、神を唯一の神として信じていないことを示しています。

 さらに、ミカはレビ人を自分の家に迎え入れ、年に銀10枚と衣服や食物を与え、父となり祭司となるようにお願いしました(7~10節)。レビ人はこれを承諾しました。これは、正しい信仰よりも自分の生活の保障を優先した行為です。ミカの姿は、間違った教会が有名な神学校出身の牧師を金銭的理由で迎え入れる姿に似ています。本来、レビ人は幕屋に仕えるべきであり、神の働きを優先するべきでした。正しい知識を持ちながら、目先の利益に目がくらむ態度は、非常に危険です。

 ミカはレビ人を自分の子供のように扱い、主の祝福があると信じました(11~13節)。しかし、これも間違った信仰の延長です。自分の価値観で礼拝し、偶像に気づかず、自分の判断で信仰生活を行うことは、知らず知らずのうちに世の人から見てもおかしな信仰となります。

 結論として、現代の私たちも同じ危険があります。自分流の信仰、便利な信仰、都合の良い信仰に固執することなく、神様の考えや御心を求める姿勢が重要です。自分の考えを優先せず、神様の考えを中心に据えることが、真の信仰生活への第一歩です。​ 

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