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和解の道(サムエル上7:6–13)
고요한 2025-12-04 추천 0 댓글 0 조회 5

20211210金曜祈祷会


聖書:サムエル上7:6–13
題目:和解の道

説教:高曜翰 伝道師

場所:Jesus Love Church


0.関係の修復

親と喧嘩したり、家を追い出されたりしたとき、どのように仲直りすればいいのでしょうか。家族の間でも、仲直りしようとする時には必ず邪魔が入り、素直に謝っても相手が受け入れないことがあります。関係の回復には時間も過程も必要です。


1.契約の箱の帰還

契約の箱はペリシテ人の手から返されましたが、神殿に戻らずアビナダブの家にとどまっていました。20年がたったころ、イスラエルは再び主を求めるようになります。そこでサムエルは偶像崇拝をやめるように命じ、民は従いました。彼らはミツパに集まり、断食し、罪を告白しました。

ここには、まず“内面の回復”が必要であるという教えがあります。契約の箱は元の場所に戻らず、イスラエルの状況は依然として乱れていましたが、そんな中でも神はサムエルを通して悔い改めを求められたのです。

罪を犯したときに、善行によってごまかそうとする人がいます。しかし神は罪を見逃すお方ではありません。どれほど賛美や礼拝を捧げても、まず「悔い改め」がなければ関係は回復しません。


2.ペリシテ人との戦い

偶像を捨て、悔い改めたイスラエルでしたが、状況が良くなるどころか、逆にペリシテ人が攻めてきます。霊的に回復したときに悪魔の攻撃が始まるという現実があります。

サムエルは「主に叫ぶのをやめないでください。主が私たちを救ってくださいます」と言い続けました。すると神は大きな雷鳴を響かせ、ペリシテ人を混乱させ、イスラエルに勝利を与えられました。

4章ではイスラエルは自信満々で戦い、敗北しました。しかし今回は武器にも、契約の箱にも頼らず、神ご自身にすがりつきました。信仰生活はテクニックではなく、「神にしがみつく」ことが本質です。

世の人は自分の力で生きます。
神の人は神の力によって生きます。


3.記念を作る ― エベン・エゼル

サムエルは石を立て、「ここまで主が私たちを助けてくださった」と言い、その石をエベン・エゼル(助けの石)と名づけました。ここで奪われていた契約の箱も戻りました。

神が助けてくださった事実を忘れないために記念を立てることは、神のためではなく“私たちの信仰が揺るがないため”です。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、時間がたてば恵みを忘れがちです。しかしイスラエルはエベン・エゼルを忘れず、サムエルの生きている間、ペリシテ人はイスラエルに侵入できませんでした。

私たちも主にすがり続けるなら、主が守ってくださいます。


4.結論

周囲の人間関係や環境が先に変わるのではありません。
問題そのものが先に解決するのでもありません。

まず私たちが悔い改め、変えられるとき、周りの世界も変わり始めます。そして私たちが変わるとき、悪魔の攻撃も起こります。しかしそれを乗り越え、神に近づくとき、私たちは自分の力を超えた神の力で生きる者となります。

主がここまで導いてくださったことを感謝し、その恵みを忘れないで歩んでいきましょう。​ 

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